~Cafe Time Machineの想い~
ようこそ、架空のカフェ・たいむましんへ。
このホームページは、僕が珈琲と過ごした楽しく優しい時間を綴ったものです。
どうして、このホームページを作ったのか。
それには深い、コクとワケがある……。
ふと気づくと、世の中、とても便利になりました。
どこに居ても高性能なスマートフォンで話せるし、新幹線や航空機で移動もらくちん。ネットショッピングのおかげで、指先一つでお買い物。しかも、品ぞろえは豊富で、モノもサービスも何でも安い。
美味しくて綺麗な食べ物は次々登場し、小説もアニメもゲームも、楽しいコンテンツは消費しきれないくらい溢れています。
モノやサービスの質を向上させることは大切だし、個人の能力を高めることも大切。それは、「人は必ず死ぬ」ということと同じくらい正論なんですが。
しかし、その反面でちょっと哀しいことも起きている気がします。
いつ鳴るか知れない携帯電話の恐怖、寒くて眠い深夜に独り働く人や、年に一度のお正月やクリスマスすら家族と過ごせない人たち。
無茶な納期やコストダウンに追われ、不本意な製品や作品を送り出すエンジニアやクリエイター。
美人ショップ店員さんのいびつな笑顔。
美味しくて衛生的で、産地も栄養価も表示されていて、さっと食べられるコンビニのお弁当の、物足りなさ。
何かがおかしい気がしませんか。
僕が小学生の頃、技術が進歩して、3人分の仕事を1人でできるようになったら、人々は1/3の時間で仕事をし、2/3の時間を、絵を描いたり、音楽を奏でたりしてゆったり幸せに暮らせるんじゃないかと考えていました。
でも実際は、1人は仕事をし、2人の失業者が生まれました。そして2人の失業者を支えるため、働く1人の仕事は、高い付加価値を生み出すべくかつてない困難な仕事になりました。
僕が甘かったということはあるだろうけど、どうも話が違うような気がするぞ……。
もちろん、江戸時代や原始時代に戻りたいなんて思わない。
そもそも、時計の針は戻せない。
けれど、少しは立ち止まって、自分のこころや目の前の風景と向き合ってみてもいいんじゃないかと最近考えています。
僕にとっては、カフェや自宅で過ごす時間が、そんな大切な時間だったりします。
ちょっとだけめんどくさい方法で珈琲を淹れて、その出来栄えの不思議を味わう。
「お、今日はいい感じだ」
「あちゃー、失敗した……」
そうして、本を読んだり、
「この人物はいいやつだなぁ」
「これを書いた人は頭がいいなぁ」
「うーん、困った人だなぁ」
インテリアや窓の外の景色を眺めて何かを発見したり。
おうちやカフェには、お金では買えない幸せな時間がたくさんあるよ!
そんな想いを遺しておきたい。それが、このホームページです。
主にコーヒーのこと、最近行ったカフェの情報や、残念ながら閉店されたお店についても語っていきます。また、いつか自分が夢を叶えてカフェを開いたら、それについても書いていくよ。
~ルール~
なお、基本的なルールとして、下記の方法で運営していきます。
1.不定期更新(毎日とか毎週とか決めると疲れるので)
2.他店のことを書くときは、批判は書かず、甘々に良い部分だけを書く(幸せだけで作りたい)
3.価格や営業時間などの店舗情報はあくまで参考程度
4.写真など、基本的にお店の人に確認してから記載していますが、削除依頼などがあれば迅速に対応します。
5.感想、楽しいおたより、取材依頼、随時受付中です。
それでは、ごゆっくり。